武藤
武藤 信義
会長就任にあたって


 このたび会長に就任いたしました武藤信義です。信義という名の意味は、今も父の声が生き生きと懐かしく甦りますが「自ら信ずる所を踏み行う」を 言うことの様で、中々しんどい名前ですが、とても好きです。高知に参りまして、間もなく3年になります。

 高知県産業振興センターは、各都道府県に一つの中核的な中小企業の支援センターとして、地域産業の高度化や新しい産業の創出などの活動を展開され ており、私のできることは限られておりますが、これまでの経験や実践活動を通じた企業、大学、また県外人からの視点や価値観からセンターの活動に、 何らかのお手伝いが出来ればと思っております。

 今、多くの地方が自立的経営の道を模索していますが、まだ解答は出ていません。
 解答を出すために、次の5つの視点に注目しています。
  1. 自立経営の物理的基盤は産業の振興
  2. 特に県内の現有経営資源に着目した内部経済活性化型の産業振興に注目
  3. 政、産、官、学の事業目的を決めた協働は未来を開く
  4. 製造業の経営手法を1・3次産業に導入
  5. 設定した事業目的による社会的実態の構築
 高知県は、多くの地方が直面する課題を共有しています。ここ高知県で具体的な処方箋を書き、展開して、社会的実体を構築することが、他の多くの 地方が直面する課題を解く手がかりにもなり、その結果、高知は地方の魁になりうるのではないでしょうか。

 こうした思いを胸中に抱いて、皆様が必要とされる機能を少しでも使っていただき、共に手を携えながら、県勢浮揚のお手伝いをさせていただく機会 に恵まれたのは、欣快の至りです。

 今後とも宜しくお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。