スパイウェアとは、ユーザの行動や個人情報などを収集したり、マイクロプロセッサの空き時間を借用して計算を行ったりするアプリケーション ソフトです。得られたデータはマーケティング会社など、スパイウェアの作成元に送ります。
スパイウェアは他のアプリケーションソフトとセット(ダウンロードファイル等と)で配布されます。また、スパイウェアはユーザに気づかれない よう、ウィンドウなどを出さずにバックグラウンドで動作するため、ユーザはスパイウェアがインストールされていることに気づかない場合が大半です。
スパイウェアは、実はインストール時にインストールするか否かを聞いてきます。そのため、スパイウェアは違法と言えるものではありません。しかし、 利用条件をまともに読む人はほとんどいないため、ほとんどのユーザはスパイウェアに気づかず、スパイウェアごとソフトをインストールしてしまいま す。
このため、スパイウェアは事実上無断で個人情報を収集しているとして、プライバシー擁護団体などの消費者団体を中心に反スパイウェア活動が起こ っています。4月1日に発足した個人情報保護法にも何か問題が起こるかもしれません。また、スパイウェアは一般ユーザの間でもおおむね不評で、特 にパソコンの扱いに慣れ、パソコンの動作を熟知しているユーザほどスパイウェアを嫌悪する傾向があります。
なお、広告を表示する代わりに無料でソフトを利用できるアドウェアというものもありますが、意味の上ではアドウェアとスパイウェアの間に直接関 係はありません。しかし、アドウェアではユーザに表示する広告を選別するなどの目的で情報収集を行っていることが非常に多く、かなりの割合のアド ウェアがスパイウェアの機能を持っています。
■スパイウェアとウィルスの違い
このような説明を聞くとウィルスとどう違うの?と思われるかもしれませんが、スパイウェアの場合はウィルスのように感染や破壊活動をすることは まずなく、もっぱら個人情報の収集に用いられています。■いろいろな機能を持ったスパイウェア ほとんどのスパイウェアは情報収集などに利用されますが、以下のような機能を持ったスパイウェアがあります。
1) パソコンの入力記録を跡で取り出せる
他人の口座の暗証番号などを入手してネットバンキングでお金を架空口座に振り替えたなどに利用されます。
2) 相手のパソコン画面が表示される
3) 社員を監視するシステム
スパイウェアの機能を使って社員の動向を監視します。
■スパイウェア対策をしよう 1)無料スパイウェア対策ソフトの紹介
・「AD-AWARE」
http://www.lavasoftusa.com/software/adaware/
・「SpyBot」
http://www.safer-networking.org/en/index.html
・「CWShredder」
AD-AwareやSpybotでスパイウェアの検出・駆除を行った後でも、勝手に知らないサイトが表示されたり、スタートページが書き換えられると言った症状 が起こる場合はCoolWebSearchに感染している可能性があります。この場合は、専用ソフト「CWShredder」を使ってください。
http://enchanting.cside.com/security/cwshredder.html■駆除後も注意 スパイウェアは一度駆除すれば終わりというものではなく、新しいツールをインストールしたり、インターネットをブラウジングしていると また少しずつ増えていくので、時折再チェックするのをお勧めします。