今月の蔵元 有限会社有光酒造場
高知県安芸市赤野甲38番地1
TEL 0887-33-2117
FAX 0887-33-4477創業
有光酒造場が現在の会社組織になったのは昭和31年。江戸時代からこの地で酒造りは行われていた。
昔ながらの酒槽
有光酒造場は高知県の数ある酒蔵の中でも、最も小さな蔵のひとつだ。
昔ながらの酒槽という手法ですべての酒を搾っている。まず醪を酒袋に詰め、それを重ねて槽に並べる。すると醪自体の重みで袋から酒が垂れてくる。 その後上からゆっくりと圧力をかけて搾っていく。この手間を要する酒槽の手法で、味と香りが一層増すという。武将 安芸国虎にちなんで
代表銘柄には、武将国虎にちなんで名付けられた「安芸虎」がある。ラベルは、虎の姿が勢いよく描かれているものや、黄色と黒を基調にした阪神タイ ガース柄など様々だ。昭和から平成に変わる頃に純米酒として売り出されたお酒で、現在では県内外を問わず人気の銘柄である。料理との相性が良く、食 中酒としてもおすすめ。
夏にかけての一押しは「安芸虎 素」。甘口の純米吟醸で酸味がきいたうすにごり生酒だ。シャンパンのような味わいの「発泡」タイプもあり、どちらも キリッと冷やして飲めば一段と美味しい。
土佐宇宙酒への夢
「できるなら、自分自身が宇宙に行きたい」と話す蔵元。今秋打ち上げられるロシアの宇宙ロケットに酵母を乗せ、その酵母を使って「宇宙酒」を造る 計画が、県や大学関係者と県酒造組合から構成された研究会によって進められている。蔵元も当初から関わってきた。来春にも売り出したいと意気込みを 見せている。
(未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)