おーい会員さん (株)高知システム開発
大田氏
代表取締役
大田 博志 氏
 会社概要
住 所 高知市吉田町2−23
創 業 昭和58年7月
従業員数 16名
事業内容 ソフトウェアの開発・販売

年 商 2億円
TEL 088-873-6500
FAX 088-873-6599
URL http://www.aok-net.com


 昭和58年創業。その翌年、日本初の音声ワープロを完成させた(株)高知システム開発。開発に携わった関係者の名前のイニシャルから「AOKワープロ」と 名付けられた。当時、目の不自由な人が利用できるように点字入力・音声出力するワープロは画期的なものであった。以来、視覚障害者の生活支援、社会参加 支援を目的に、各種ソフトウェアの開発、販売、アフターサービスを行っている。
 近年、めざましい普及率のあるインターネット。かつての「AOKワープロ」から改良を重ねた「My Word(マイワード)」をはじめ、「PC-Talker(ピーシー  トーカー)」や「MY MAIL(マイメイル)」など、視覚障害者がインターネットやメールを利用できるソフトを開発してきた。その技術、役割は優れており、 視覚障害者向けソフトにおいて全国トップ企業である。


パイオニア

高知システム開発  創業時、当社はデジタル回路の設計から各種ソフトウェアの開発まで、コンピューターシステムを幅広く扱っていました。もともと東京のコンピューター会 社に勤めていて、地元高知へUターンして事業を始めたのです。現在のように、個人がパソコンを使える時代ではありませんでした。パソコンがマイコンと呼ば れていた頃です。
 日本初の音声ワープロ「AOKワープロ」開発のきっかけは、高知県立盲学校の先生からの依頼でした。キーボードで点字を打ち込み、音声合成出力装置で発音 させて確認するシステムです。当時高知はもちろん、全国にもパソコンの技術者は数少なかった頃でしたが、ハードウェアの開発を含めて、東京で身につけた 技術が役立ったと思います。盲学校の先生の協力を得て、着手した翌年に完成しました。開発する過程で、大変だったのは約3000の漢字に説明を付けていく 作業。例えば、「高知」と打ち込む場合、「コウ・タカイ、チ・シル」と音声化させ確認します。わかりやすく簡単な説明を考えるのは難しかったです。しかし 誰もやったことのない分野なので、やりがいがありました。


障害者の架け橋に

高知システム開発  「My Word」は全国の盲学校や視覚障害者施設などで、約3500台が利用されています。視覚障害者向けワープロソフトでは、当社がほぼ独占している状況 です。
 近年のパソコン、インターネットの発達は、視覚障害者の方々にも大きな影響を与えています。スキャナを利用して新聞や雑誌、手紙などの活字を音声で読 んだり、ホームページや電子メールなど、インターネット上のさまざまな情報を自由に得ることが可能となっています。
 当社の営業や技術担当者は、展示会やアフターサービスなどで、毎週、全国各地をまわります。その他、電話でのお問い合せの対応などサポートにも力を入 れることで、お客様との信頼関係を築いてきました。



あふれる情報の中から必要なものを

高知システム開発  現代は、インターネットの普及で情報量が増え、便利になったと同時に、多くの中から自分に必要な情報だけを選ぶことが難しくなっています。視覚障害者 であればなおさらです。
 必要なものだけを選んで、そのジャンルに関する情報を提供するソフトがあります。インターネットのニュースを簡単な操作で読むことができる「MY NEWS (マイニュース)」、ネットや電子ブック・CDで提供されているさまざまな辞書を簡単に検索できる「MY Dic(マイディック)」などです。この夏には、その シリーズに加えて"健康や医療"に関するソフトを発表する予定です。
 高度情報化社会の環境を、視覚障害者の方が利用しやすくお手伝いをしていくことで、社会に貢献できると考えています。