土佐の蔵元めぐり
今月の蔵元

高木酒造株式会社
高知県香美郡赤岡町443
TEL 0887-55-1800
FAX 0887-55-2605


創業
高木酒造  明治17年、この地で初代高木熊太郎氏によって創業された。現在5代目に至り、約120年の歴史を持つ。


地酒はその地の文化
 日本一面積の小さな町赤岡町。小さいながらも活気に溢れる町である。年に一度の「どろめ祭」では男が一升、女が五合の酒を豪快に飲み干す大会 が行われる。飲まれているのは高木酒造の「豊の梅」だ。新設された絵金蔵で開かれた音楽イベントでは、バースタイルで出店するなど、この町では 酒が祭りと共にある。


食の名脇役になれる酒「豊の梅」
豊の梅  「豊の梅」は昭和3年に他蔵より譲り受けた銘柄だが、高木酒造を代表する銘柄となった。今では10種類余り展開されている「豊の梅」には、どろめ 祭でお馴染みの3代目の酒「楽鶯 豊の梅」、日本一早い新米で造る4代目の酒「おり酒」、とそれぞれの代を代表する酒がある。
 5代目の酒は「とつとつと温かさ伝えたい」という名の辛口純米酒だ。温かさが自然と伝わるような酒を造りたい、という5代目の想いを詠んでい る。常温でも燗でも、少し冷やしても美味しく、どろめや鰹などの高知の魚に合わせるのがおすすめ。酒が出しゃばらず、食中酒として料理を引き立て る。


日本酒復権に向けて
 「日本酒の価値を高めたい」と話す蔵元。今は焼酎ブームで、日本酒業界に元気がないという。「業界を盛り上げていくには、新しい試みが必要」。 女性にも飲みやすいゆず酒や、180mlサイズの土佐の美酒五蔵飲み比べを企画し、若者層に日本酒のあるお洒落なライフスタイルを提案中。一方、小学生 を対象に酒蔵見学で一日先生をするなど、今後の文化伝承にも意欲的だ。

(未成年者の飲酒は法律で禁止されています。)