(有)中納言
代表取締役
安藤 祐治 氏
会社概要 ●住 所 高知市本町2丁目1−16 ●創 業 明治20年 ●従業員数 40名 ●事業内容 餅菓子製造業
●TEL 088−822−2266 ●FAX 088−822−2817 ●URL http://www.chunagon.jp/
土佐の台所、大橋通りの南口にある老舗中納言。今年の8月、今までの雰囲気をがらりと変えてリニューアルオープンした。 路面電車の通りからも入れるように南に広い入口をつ<り、明るく開放的な店内には、和菓子と一緒にコーヒーや抹茶を飲みながら休憩できるスペースを設けている。
創業は明治20年に遡る。香川県観音寺市から高知に移った初代安藤治三郎氏が、現在の地で餅屋を開いたのが始まり。 15坪ほどの店舗で家族4人でのスタートだった。餅や赤飯に加えて、昭和40年には和菓子の製造を始めた。 現在4代目に至り、本店、東雲店、高岡店、高知サティ店、大丸店の5店舗を展開しているほか、県内スーパーにも卸している。 取材では、大橋通り本店にて販売歴20年の有澤久美店長にお話を伺った。餅は餅屋 創業110余年の歴史
餅・赤飯の製造方法は、創業時から代々受け継がれております。特に原材料にはこだわり、赤飯のあずきには北海道産の大納言を使用しています。
お祝い事に欠かせない餅や赤飯は、結婚式の引き出物やお子様の出産祝いとしても喜ばれております。 大家族が少なくなったため個々の量は減りましたが、従来の重箱に加え、小さめの重箱に和菓子や饅頭を重ねるなどバリエーションを増やし、 味へのこだわりはそのまま、時代のニーズに合わせて対応しております。小さくてかわいい和菓子 一番人気はミニドラ
大橋通り本店は1階で対面販売をしていましたが、このリニューアルを機に、店内で商品をゆっくりご覧頂けるようバリアフリーにし、売り場を広く明るくしました。
和菓子は、東京で和菓子職人の修行を終えて、高知に戻ってきた5代目が担当しています。小さくてかわいい和菓子が人気で、なかでもミニサイズのどら焼きが一番人気。 小さな和菓子は若い方向けにお好きなものを1個からお買い求めいただけるように提案した商品でしたが、 食べきりサイズが年配の方にも喜ばれ、幅広い年齢層にご好評を頂いております。
秋に向けて試作しているのは、栗を使った和菓子。こちらも一口で食べられるサイズで、現在パッケージを思案中です。ちょっとした手土産におすすめです。デザインは若手設計士
店舗デザインは、20代の若手設計士の方に依頼しました。 漆喰壁の現代風な店内のなかに、和菓子の木型を照明としてリメイクしたり、祖母の帯箪笥をインテリアにしております。 正面入口の看板は昭和30年代に作られたものをそのまま使用し、老舗中納言の歴史を大切に残しつつ、新しさのなかに伝統を活かしたリニューアルとなりました。