(株)依光かまぼこ老舗
代表取締役
依光 靖三 氏
会社概要 ●住 所 高知市若松町5−25 ●創 業 安政3年(1856年) ●従業員数 80名 ●事業内容 蒲鉾製造販売
●TEL 088-883-6818 ●FAX 088-884-1248 ●URL http://www.yorimitsu.co.jp/
今年150年目を迎える依光蒲鉾。県内蒲鉾店では最も歴史のある老舗だ。安政3年、初代金太郎が播磨屋橋のたもとに店を開いたのが始まり。明治時代、 三代目牛之助は下知から上町五丁目までの電柱に一本残らず「かまぼこは依光」の看板を取り付けて人々を驚かせたという。たちまち評判はひろがり、昭和 の大空襲で店舗が焼けてしまった後も中島町、役知町へと店を移しながら老舗として人々に親しまれてきた。五代目にあたる現社長は若松町に今の工場を建 設し、アイディアと実行力で売上を伸ばしてきた。販売先として県内スーパーに卸しているほか、工場に隣接した直販店では贈答品にも力を注いでいる。
第39回農林水産祭では、商品に対する哲学と伝統の技が認められ「八百蔵竹輪」が内閣総理大臣賞を受賞するなど全国レベルで高い評価を受けている。酒文化が育てた蒲鉾
活きのいい魚がたくさん獲れる高知は、蒲鉾の製造技術が優れていることで有名です。少しでも日持ちさせるために、生魚をすり身にして焼いたり、揚げた りしてきました。味付けは鰹や昆布のだしで日本酒によく合い、宴会の皿鉢には欠かせません。
練りものは添加物が多いイメージがありますが、当社は調味料など少しでも天然に近いものを使用しています。すり身は季節によりマエソやタイショウ、 アカハゼなど地物の魚を配合して仕上げています。内閣総理大臣賞「八百蔵竹輪」が人気
高知の蒲鉾や竹輪は贈答品として大変喜ばれます。なかでも、二代目八百蔵が土佐湾で獲れた魚をすり身にして竹に巻き炭火で焼いたことから始まった「八 百蔵竹輪」は一番人気。平成12年には農林水産祭で内閣総理大臣賞をいただいた当社の看板商品です。
一押しの新商品は、澱粉を一切使わず石臼でじっくりと練り上げた「さしみかまぼこ(柚子)」。ねばりとプリッとした食感の「さしみかまぼこ」に、さわ やかな柚子を効かせた商品です。柚子には疲労回復作用やコレステロール低下効果に加えてビタミンCが豊富で、低カロリー高タンパクな蒲鉾と合わせてヘル シーに仕上がっています。冷やして刺身のように召し上がっていただくのも、細かく切ってそうめんのようにも、チーズを挟んでオードブルとしてもオススメ です。土佐のうまいもんを全国へ 昔から「山のもん・海のもん・うまいもん」とよく言われます。高知には美味しいものが多いという文句ですが、練り商品業者でなければできないノウハウ を生かして伝統の技と心で、土佐のうまいもんを全国へ届けていきたいと思っています。