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(株)イーノス


宗圓氏
代表取締役社長
宗圓 巧 氏
 会社概要
住 所 高知市鷹匠町1丁目3-22 スクエアフロント2F-15
創 業 平成3年
従業員数 3名
事業内容 コンピュータソフトウェアの研究開発

TEL 088−825−3252
FAX 088−825−3253
店舗看板

 高知市鷹匠町、鏡川沿いの一角にある煉瓦風の建物。この2階に(株)イーノス事業所がある。 15年前、宗圓社長は神奈川県横浜市から地元高知へ戻り、それまで勤務していた大手ソフト会社での経験と知識を 生かして独立した。自宅でソフトウェアの受託開発・自社開発販売を行っていたが、 5年前にネット環境の良い現在地に事業所を移転。
 主な自社開発商品にパソコン用ソフトの“Beans Note”シリーズがある。また、日立ソフトとアミューズメント会社と 共同で全身が写る画期的なプリクラを開発、90年代後半のプリクラ全盛の立役者となった。 現在も進化しつづけるコンピューターテクノロジーに合わせて、誰もが簡単に操作できるよう、 快適な情報環境の実現に向けて研究開発を行っている。

Beans Note

専門家だけでなく一般の人も

 95年にウィンドウズ95が発売されてからマニアだけでなく一般の人がパソコンを持つ時代になりました。 その前から、近い将来専門家だけでなく一般の人もパソコンを扱うようになるだろうという予感があり、 研究開発なら地元高知でもできるかもしれないと独立を決めました。神奈川県からUターンしたのは35歳の時です。
 しばらく大手ソフト会社からの受託開発を中心に行っていましたが、一般の人でもパソコンで簡単な操作で使える パッケージソフトを作ろうと、昼間は受託開発、夜間は仲間と3人で自社開発に取り組みました。 そうして生まれた自社開発商品が“Beans Note”です。手帳をパソコン上で実現したもので様々な機能があり、 当時日本語が使える同種のソフトで初めてのものでした。その後、大手パソコンメーカーにプリインストールされて 出荷されるようになりました。

思いがけない反響

 印刷や辞書などソフト開発を幅広く手掛けていますが、なかでも印象的だったのは日立ソフトとアミューズメント会社 とのプリクラの共同開発です。当時プリクラが大流行していて、顔だけでなく全身が写せないかという依頼がありました。 あの小さい空間の限られた距離から全身を写すにはどうしたらいいのか研究した結果、魚眼レンズのデジタルカメラを 採用しました。そのカメラに接続したパソコンで丸く膨らんだ画像を補正処理し、少し足長に見えるよう細工して プリントアウトする仕組みを思いつきました。
 全身プリクラが話題になり、テレビや新聞で、東京のゲームセンターに若者の長蛇の列ができているのを知ったときは驚きました。 まさに思いがけない反響でしたね。

人に喜ばれる研究開発をしたい

 今後、インターネットを核とする情報技術はますます発達していくでしょう。 ネットで買い物をしたり音楽や映像を取り入れたり、暮らしと密接に関わってきます。とても便利です。 しかし、高齢者などのコンピューターが苦手なひとはどうでしょうか。あらゆる人が簡単に、 しかも快適に情報技術を利用できる環境を実現したいです。
 この10年のうちに、リモートコントロールなどで高齢者を助けるようなシステム・技術が普及するでしょう。 人の役に立つ、人に喜ばれるような研究開発を続けていきたいと思います。