特許流通支援コーナー

3月号では便利な「特許庁ホームページ」の活用についてのご紹介と 「特許流通成功事例」(サンドブラストによるアスファルト表層の模様化方法)をご紹介します。

便利な「特許庁」ホームページの活用

 特許庁ホームページ(http://www.jpo.go.jp/indexj.htm)には、 (1)制度の紹介(2)出願から審査、審判、登録まで(3)特許庁の紹介(4)特許庁の取り組み(5)資料室、に関する膨大な文書が納められています。 今回は次の2点に絞ってご紹介します。

1.「特許庁の取り組み」

 本年4月1日施行される「地域団体商標」に関する説明資料が掲載されていますので是非一度ご覧下さい。 「特許庁の取り組み」→「説明会・セミナー・シンポジウム・フェア」→「説明会テキスト」→「平成17年度地域団体商標審査基準説明会テキスト」 の順に辿っていくと「地域団体商標審査基準説明会テキスト」及び「地域団体商標制度のお知らせ」のパンフレットを見ることが出来ます。

2.「特許行政サービスメニュー<知ってうまく活用!>」

 (1)料金が安くなる?(2)審査を早くするには?(3)手続きがわからないときは?、などの答えを掲載した 「中小企業,個人の方々が活用できる情報を満載!」をクリックすると、
 @料金減免制度
 A特許先行技術調査支援
 B早期審査制度
の詳細を見ることが出来ます。
 又、個別に相談したいときの窓口や「産業財産権関連支援施策ガイド」についても、問い合せ先や困っているであろう事例に対するQ&Aが掲載されています。
インターネットで簡単に情報入手が可能ですのでお試し下さい
  特許庁HP=http://www.jpo.go.jp/indexj.htm


特許流通成功事例

サンドブラストによるアスファルト表層の模様化方法

【成約日】平成16年6月30日
経 緯

 (株)アステスは、アスファルト表層の模様化技術を開発し、自社で実施するとともに、この特許技術を広く全国に普及させたいと考えていた。 同社は、同業者に情報を提供するとともに、岐阜県特許流通アドバイザーに技術移転を依頼した。一方、 (有)コーワ工業は、新規事業を模索していたところ、三重県特許流通アドバイザーから紹介された本特許技術に着目した。 ライセンサー側及びライセンシー側の両特許流通アドバイザーの連携により、オプション契約を経て特許権実施許諾契約の締結に至った。

ライセンサーは特許流通ADに技術移転を依頼

他県の特許流通ADが技術シーズを紹介

ライセンサー及びライセンシーの特許流通ADが緊密に連携

成 約

技術概要

利用技術:特許第2873440号 「サンドブラストによるアスファルト表層の模様化方法」
概 要:アスファルト舗装の表層に所望の模様、文字等を形成することができる技術である。 目的とする模様に形成した型材を骨材を含む黒色のアスファルト表層に配置し、その上方からサンドブラスト処理する。 型材に覆われていない箇所の骨材に付着しているアスファルトが除去され、一方、型材に覆われた箇所のアスファルトが残ることで、 アスファルトの黒色と骨材の色により目的とする模様を形成できる。

企 業

導入企業:有限会社コーワ工業(三重県桑名市)
提供企業:株式会社アステス(岐阜県本巣市)

成約に関するコメント

 比較的低コストで簡単にアスファルト舗装表面に模様をつくることができる特許技術である。 公共事業だけでなく、民間の住宅の車庫、玄関先などにも活用できる技術であり、愛知万博にも採用されている。 ライセンサーも全国展開を希望しており、広く普及させたい技術である。

● このコーナーへのお問い合わせ・ご連絡先

(財)高知県産業振興センター 特許流通アドバイザー 吉本忠男
TEL(088)846-7087 FAX(088)846-2556 E-mail:yoshimoto-ad@adp.jiii.or.jp