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pc-zu.gifデータの消去&復元 その2
 前回は、データのバックアップということで掲載しましたが、今回はデータの消去&復元について述べていきたいと思います。
 最近、個人情報の流失という話をよく聞きます。Winnyなどのファイル共有ソフトの問題もありますが、 これとは別に廃棄したはずの使用済みパソコンから情報が流出することが多数発生しています。 廃棄をはじめ、中古事業者に買取を依頼したり、あるいはリースアップでリース会社に返却するなどパソコンが自社の手元から 離れる場合などは、データの消去などを行うなどの処理を行わなければなりません。
 その際、単にファイルをゴミ箱へ移動し、ゴミ箱を空にしただけではデータは完全に消去することは出来ません。 Windowsはファイルの管理情報を別に持っており、これらの処理を行っただけでは管理情報に「このファイルは削除しました」 という情報を書き込むだけで、実際にはデータはハードディスクなりに残っているわけです。Windows上からは見えないけれど、 データ復元ソフトなどを使用すればデータ本体を探し出し簡単に読み出されてしまいます。
 フォーマットも同様に、一見、フォーマットはハードディスク全体を初期化する作業に思われますが、 実際は管理情報を書き換えるだけの作業しか行っていません。
 確実にデータの消去を行うためには、データ消去ソフトを使用する必要があります。この種のソフトは、 ハードディスク全体に意味もないデータを上書きして、もともと書き込まれていたデータを復元ソフトを用いても 読み込めないように完全にデータを消去してくれます。
 また、データ消去ソフトにはハードディスク全体でなく、 ファイル単位で消去してくれるものもあります。毎日の業務の中で、不要になったデータをこまめに消去することで、 より安全性の高い情報漏えいの対策を行うことが出来ます。
 また、重要なデータをサーバなどで管理している場合でも、 ユーザは自分のパソコンにファイルをコピーしている場合が多い。 自分のパソコンにコピーしたデータは業務が終了しだいデータの消去を徹底すべきだと思います。
 逆に、何らかの理由でバックアップが済んでいないデータを消失した場合は、データ復元ソフトを使用すれば、 完全な形でデータを復元することが出来ます。ただし、消去した直後にこの復元ソフトを使用して復元すると この割合が高くなります。たとえば、消去してからパソコンを使い続けたり、 Windowsを再起動しただけでもこのデータ領域に他のデータが上書きされたりして修復が難しくなります。
 また、消去してからデータ復元ソフトをインストールするだけでもデータが上書きされる可能性があり、 そのため大事なパソコンにはあらかじめデータ復元ソフトをインストールしておくことをお勧めします。
        
ファイル管理イメージ(ファイル管理テーブル)
ファイル名 スタート開始アドレス 削除フラグ XXXXX管理 YYYYY管理
AAAA 10 × aaa aaa
BBBB 23 aaa aaa aaa
CCCC 34 × aaa aaa
DDDD 50 aaa aaa aaa
 ファイルを削除した後、その削除したファイルが使用していた領域に新しいファイルが上書きされない場合は 削除フラグを外すだけでファイルを復旧することが出来る。(基本的に新しいファイルは未使用の領域→ 削除領域の順番に使用される)(まめにデフラグ〈ファイルの整理〉を行っているとファイルの復旧率が高くなります)
●● 今月のQ&A ●●
Q. 少しでも楽にWindowsを終了するには
A. 電源ボタンを押すこと

「コントロールパネル」の「電源オプション」にある「詳細設定」で電源ボタンを押したときに 「シャットダウン」を選択することで可能になります。
但し、ファイルの保存などは先に行ってください。(いきなりシャットダウンします)

「電源オプションのプロパティ画面

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