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9月号では「発明の対価 進む制度化」のご紹介と「特許流通成功事例」(バイオマスガス炉用粉粒体原料供給装置)をご紹介します。 |
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発明の対価 進む制度化
訴訟相次ぎ企業も「防衛」進まぬ高度化 残る頭脳流出の懸念 |
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| ビデオディスク装置 (オリンパス) |
03年4月 | 最高裁判決 | 「社員は社内規定を超える対価を請求できる」と初判断 |
| 光ディスク読み取り技術 (日立製作所) |
04年1月 | 控訴審判決 | 対価約1億6,500万円 (支払い約1億6,300万円)=上告中 |
| 青色発光ダイオード (日亜化学工業) |
04年1月 05年1月 |
一審判決 控訴審和解 |
対価約604億円 (支払い200億円) 対価約6億円 (支払い約8億4,300万円) |
| 人口甘味料 (味の素) |
04年2月 04年11月 |
一審判決 控訴審和解 |
対価約1億9,900万円(支払い約1億8,900万円) 対価1億5,000万円 |
| フラッシュメモリー (東芝) |
06年7月 | 一審和解 | 対価8,700万円 |
| ■ 迷走 |
日本企業の多くは従来、社内の研究者の発明に報いるルールを持っていなかった。 |
| ■ 法改正 |
発明者からの相次ぐ提訴を契機に、企業側も、明確なルールを定めるようになった。
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| ■ 実情 |
企業側がルール整備を進めたのは、裁判で巨額報酬を強いられることを避けるほか、報酬に不満を持った研究者が韓国や中国の企業に転出し、
半導体などの技術流出を招いたことへの反省もある。企業防衛の色彩が強いことから、実際の報酬は、驚くような高額にはなっていないようだ。
(発明報奨制度の導入例:ソニー、船井電機、セイコー、エプソン、三菱化学、コスモ石油、武田薬品工業など) |
| ■ 影響 |
ルールを明確にすることが、思わぬ影響を及ぼすこともある。 |
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※この記事は読売新聞社の許諾を得て転載しています。 |
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| バイオマスガス炉用粉粒体原料供給装置 | |
| 経緯 | |
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三重大学教授は、長年研究開発を行っていた「複合型自然エネルギー発電技術」に関して、植物などの生物体(バイオマス) を利用したバイオマスのガス化による発電システムの実用化に目処がついたので、三重TLOから特許出願した。ライセンシーである (株)松井鉄工所は木質バイオマスガス発電の研究・実用化開発を行っていたところ、三重TLOから案件紹介された本特許技術に興味をもち、 三重TLO特許流通アドバイザーからライセンスのサポートを受けて、特許権実施許諾契約の締結に至った。 |
【成約日】平成17年2月3日 自社技術の展開を模索 ↓ 大学の研究成果との出会い ↓ 特許流通ADがライセンスサポート ↓ 成 約 |
| 技術概要 | |
| 利用技術: |
特開2005−179405 「バイオマス変換式ガス発生炉用粉粒体原料供給装置」 |
| 概 要: |
本装置はガスを発生させるための原料である植物性粉粒体として、間伐材等をオガ粉にし、 このオガ粉を炉内に詰まりを生ずることなく円滑に供給できるようにしたことにより、優れた安全性を持って安定して操業可能なバイオマス変換式ガス発生炉用の 粉粒体原料供給装置である。本特許技術によりバイオマスガスを燃料とし、発電装置から電力や熱を供給できるシステムが得られる。 |
| 企 業 | |
| 導入企業: | 株式会社松井鉄工所(三重県伊勢市) |
| 提供企業: | 株式会社三重ティーエルオー(三重県津市) |
| 販売状況 | |
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地方自治体と企業との第3セクターにパイロット装置を納入。 |
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| 成約に関するコメント | |
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(株)松井鉄工所は、自社技術の展開を模索し、平成12年頃から木質バイオマスについて調査・研究をしていたところ、 三重TLO特許流通アドバイザーから案件紹介を受け、本特許技術に可能性を見出した。(株)松井鉄工所は三重大学の発明者からの技術指導を得て、 パイロットシステム装置を完成した。現在、大学発明者と共同研究を実施しながらバイオマスガス発電用小型エンジンの開発を実施しており、 システムとしての実用化の目処も立っている。 |
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![]() バイオマス変換式ガス発生の工程を示すシステム構成図 |
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| このコーナーへのお問い合わせ・ご連絡先
(財)高知県産業振興センター 特許流通アドバイザー 吉本 忠男 |