頑張る企業

高知県酒造組合

会社概要

企業名:高知県酒造組合
所在地:高知市廿代町15番33号
代表者名:竹村 彰夫
創業年月日:昭和28年11月
従業員数:2人
TEL:088-823−3558
FAX:088-823−3559
事業内容:清酒製造業組合
竹村氏
代表
  竹村 彰夫 氏

会社の沿革及び事業内容

 当組合は県下19場の全蔵元が加盟し、酒税法に則り、清酒製造業の安定と酒税の保全に協力し、業界の経営の合理化・技術の向上・知識の普及ならびに情報の提供等とともに、 販売増進の取り組みをおこなっている。全国的にも“酒どころ”と認知されている高知県においても、 近年の日本酒の消費数量は年々減少をたどり、日本酒の消費拡大は当組合にとっても最大の課題となっている。

商品紹介

商品  「土佐宇宙酒」…世界初のロマンあふれる日本酒の登場!

 2005年10月1日の「日本酒の日」、ロシアのソユーズロケットが宇宙に向かって打ち上げられました。 実はそのロケットの中には、高知県産の日本酒酵母が搭載されていたのです。宇宙ステーションに約8日間滞在した酵母は、10月11日無事地球へ帰還。 そして高知県内の蔵元にて、この酵母を利用し、厳しい審査基準(※)をクリアした純米吟醸酒が仕込まれ、世界初の「土佐宇宙酒」誕生となりました。
 この土佐宇宙酒計画は、元々は高知県内有志が立ち上げた「高知県宇宙利用推進協議会」(通称「てんくろうの会」)が2002年から推進してきたものですが、 様々な障害や苦難を乗り越え、3年がかりで遂にロマンを実現したものです。 ちなみに「てんくろう」は土佐弁で「天喰ろう」、つまり大ボラ吹きの意味。天を喰らうほどの壮大な夢を実現した「土佐宇宙酒」はまさに土佐らしい日本酒と言えるでしょう。 この味を味わえば、無重力の「宇宙酔い」が楽しめるかもしれません。

※「土佐宇宙酒認定基準」:以下の基準をクリアしたもののみに、認定シール添付を許可
〈酵母〉 宇宙を旅した後の高知県産酵母6種類の中から選択(単独、及び混合可)
〈原材料〉 高知県産酒造好適米「吟の夢」または「風鳴子」を100%使用
〈精米歩合〉 55%以下
〈造り〉 米100%で、低温長期発酵の吟醸造りを行った純米吟醸酒
〈香味〉 「土佐宇宙酒審査会」の官能審査に合格したもの

【土佐宇宙酒審査会】
「土佐宇宙酒」としての審査基準に適合しているかを審査する会。高知県酒審会認定審査員、高知県工業技術センター酒類担当官が審査するほか、高松国税局鑑定官にも審査を依頼する。

頑張る企業に認定されて

 土佐宇宙酒構想は、莫大な打ち上げ費用の問題や、安全性の構築等、当初はあまりにも壮大な計画であり、 “絵そらごとでは”の感がありましたが、てんくろうの会・有人宇宙システム鞄凾フご尽力により実現の期待が高まり、 さらに“頑張る企業の認定”も追い風となり、誕生へと始動しました。

今後の抱負

 一年目の製造分は話題性もありほぼ完売となっており、全国からの問い合わせも相次ぐ状態でしたが、まだまだ認知度は低く、 今年度は首都圏へのPRが課題となっています。 また、品質面においても一年目は全蔵ドライ(乾燥)酵母を使用して製造を行ないましたが、 二年目の本年は宇宙で生まれたウエット(生体)酵母での醸造を行うこととしており、各蔵とも新たな挑戦にますます意欲的に取り組んでいます。


PLATFORM No.232 2007年1月号