
| ● 尾戸焼 |
お問い合わせ先:土居製陶所 住所/高知県高知市鴨部能茶山1349-3 電話:088ー844ー1095 |
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やわらかな線、端整で薄作りの「尾戸焼」。承応二年(1653)二代目藩主山内忠義が、大阪から陶工久野正伯を招いて尾戸(現小津町)に開窯。 文政三年(1820)に窯が能茶山に移されるまで、180年近く能茶山から尾戸へ陶土が運ばれ製作されていました。 かつて、尾戸焼は将軍家や諸大名への贈答品として用いられ、現代でもお茶の席で親しまれています。 尾戸焼は、淡い色の地肌に藍色の呉須(顔料の一種)で絵付けされたものが代表的で、松竹梅や雲鶴文などの伝統的なものや、 季節折々の花がこまかい筆使いで描かれています。成型は、型をつかわずすべてロクロによる手作業。 850度の窯で素焼きをしたものに絵付けをし、うわぐすりを掛けてもう一度窯で焼きます。 |
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土居製陶所の四代目土居庄次氏は、優れた成型技術が評価され、昨年黄綬褒状を賜りました。 「器は使い込むことによって奥深い味がでてくるもの。体がかまわん範囲で、20年30年と長く愛される作品をつくっていきたい」と話す四代目。 現在、五代目博幸氏と共に製作されています。空間をいかした上品な絵は五代目によるもの。 県内にとどまらず、京都や名古屋の問屋と取引しています。茶陶だけでなく、徳利やぐい呑みなどの民芸陶も手掛けています。 |
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PLATFORM No.233 2007年2月号