高知県の特許出願数は全国平均よりはるかに少なく(2005年43位)、特許取得の最新状況を知っていただきたく、「最近の注目特許」をご紹介します。
農業高校では四角いメロンが特許登録され、我々の身近にある「デジカメ」には「手ブレ」と「ピンボケ」を修正する最新の技術が組み込まれており、これまた特許になっています。

四角いメロン「カクメロ」を開発した愛知県田原市の県立渥美農業高校と愛知みなみ農協、豊橋農協は、栽培技術が特許登録されたと12日、発表した。
最大20年間、優先的に栽培できる権利を得たことになる。「カクメロ」の名はすでに商標登録を済ませている。
同農協などは今年、地元農家にも栽培を依頼し、特産品としての普及をめざす。
カクメロは、マスクメロンの「命」である網目をつぶさず四角に形作る技術が特徴。06年には人気テレビ番組に登場したり、
東京の高級果物店「新宿高野」で店頭に並んだりした。昨年夏と年末に収穫したカクメロは計152個。うち60個を出荷した。
新宿高野では1万円余の定価で4個売れたという。
「丸を四角に変えただけだと言われるかもしれないが、5年間を振り返るとしみじみうれしい。
生徒も本当に一生懸命やったから」と同校の加藤俊樹教諭(47)は話した。
※この記事はasahi.com(2007.03.12付)に掲載されたもので、朝日新聞社の許諾を得て転載しています。

日本コンピューター・システムは7日、同社が開発した全自動の画像鮮明化技術「TepinAuto」(テピンオート)が国内特許を取得したと発表した。
TepinAutoは、「画像ザラツキ度値・計測」、 「光子拡散逆算法・画像鮮明化」、 「手ブレ状態・推測」などから構成されるアルゴリズム群。
従来のアンシャープマスクなどとは異なる手法を用い、ピンボケや手ブレなどによるデジタル画像を鮮明にできるという。
また、処理の際に数値などパラメーターの入力も不要。
同社は、2006年6月8日に同アルゴリズム群の特許を出願していた。
なお名称のTepinAutoは、 「Tebure(手ブレ)とPinboke(ピンボケ)をAutomatic(自動的)に面倒を見る」ことから名付けたという。
上記2件の特許は「特許を取得した」と書かれていますが、特許庁の「特許電子図書館」(IPDL)で検索出来ません。
検索できない理由を推定してみました。
●特許出願と同時に審査請求をし、更に「早期審査願」を提出して審査期間の短縮を試みた
●こうして審査され「登録査定」を受けたが「登録日」と「特許公報発行日」が約2ヶ月必要である為、「特許公報」が発行されていない
ものと考えられます。
●このコーナーへのお問い合わせ・ご連絡先
(財)高知県産業振興センター
特許流通アドバイザー 吉本 忠男
TEL:088-846-7087 FAX:088-846-2556
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プラットフォーム 2007年4月号 No.235
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