2030年までの発生確率が40%といわれている南海地震。また、7月には新潟県中越沖を震源とした震度6強という非常に強い地震が発生したばかり。
防災意識の高まりを受けて防災グッズを購入している家庭も多くなっているが、押入れや物置に置いていたり、中にはせっかく買ってあるけれどどこに置いたか分からないという人も。
今回は平成16年度にちりめん門松で地場産業奨励賞を受賞した(株)岩やが「いざというときにすぐ手に取れる場所に!」をコンセプトに開発した防災グッズを紹介する。
この商品の一つ目の特徴は、消臭や抗菌効果のある光触媒加工が施された質感の高い造花や人工樹木が防災グッズと組み合わされている点。普段はリビングなどで生活に潤いを与えるものでありながら、いざというときには手の届くところ、目に見えるところに置ける防災グッズとなっている。
胡蝶蘭タイプは美しくラッピングされた鉢部分が重ねたバケツ、ベンジャミンタイプは大きめの鉢になっており、中には飲料水や、万能ナイフ、ライト、包帯、ホイッスル、ロープなどの防災グッズ一式が入っている。
もう一つの特徴は、鉢部分が簡易トイレとして使用できることである。災害が発生すると大きな問題となるのが水の不足。水が必要な水洗トイレは災害時に利用できない。トイレの問題は阪神大震災においても被災者を大きく悩ませた。
「被災時のトイレの不安を少しでも解消したい。」そんな思いで開発した簡易トイレ機能。胡蝶蘭タイプは鉢代わりのバケツを上下で組み合わせ、組み立て式の便座を乗せると簡易トイレとして機能する。大きめの鉢であるベンジャミンタイプはそのまま便座を乗せる。開発に苦労したという組み立て式便座は、大きさも通常のトイレと同じ大きさで、成人男性が座っても安定する。防災用具及び非常用便座として特許も出願中。
このような防災グッズを使う事態が発生しないことを祈るばかりだが、見た目に美しく心癒されるこの商品、大切な人への贈り物にどうだろうか?
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