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 <地場産業大賞>

 medal とおわタイトル

 

とおわ商品

とおわ店舗

企業名:株式会社 四万十ドラマ
所在地:高岡郡四万十町十和川口62−9
http://www.shimanto-towa.com/

riyuu
これまで同社が培ってきた「地域の素材を有効活用した商品開発」や「全国各地に会員を有するネットワーク」を活かして、地域振興の拠点として道の駅「四万十とおわ」を運営してきた。
  「四万十とおわ」は、交通量の少ない国道381号線沿いにありながら、平成19年7月のオープンから7ヵ月間で来場者が10万人を突破するとともに、売上げも当初目標をはるかに上回っている。
  地元の茶葉にこだわった「しまんと緑茶」「しまんとRED(紅茶)」など四万十ブランドを活かした商品や、環境に配慮したリサイクル新聞バックなど魅力的な商品の販売と併せて、積極的に交流イベントを開催するなどして、道の駅を単なる通過点ではなく、観光客が目的地として訪れるまでに発展させてきた。地域と地域外を結ぶ交流の拠点として大きな役割を果たすとともに、経済波及効果も大きく地域への貢献度は高い。
  こうした同社の商品開発や、全国各地の会員のネットワーク を活かした魅力ある地域づくりの手法は、中山間地域における地域振興のモデルケースとなるものであり、その取り組みを高く評価した。

 <地場産業賞>

 medal サイレントタイトル

サイレントパイラー

企業名:株式会社 技研製作所
所在地:高知市布師田3948−1
http://www.giken.com/jp/st/

riyuu
 本機は、従来のサイレントパイラーと硬質地盤専用の特殊機クラッシュパイラーの機能を集約することによって、従来の適用地盤から硬質地盤までを工事対象領域とする高い汎用性を獲得した。
 地盤条件や施工環境に応じて、硬質地盤圧入(砂礫、玉石層)、ウォータージェット併用圧入(砂層)、単独圧入(粘土層)による工法の中から最適な圧入工法を選択し、アタッチメントの換装のみでそれぞれの圧入工法に転換できるようになり、導入コストの削減が図られるなど販売面での優位性も確保されている。
 このように、性能、コスト、環境面で高い競争力を保ち、県外及び海外への販路拡大がより一層期待できるとともに、県内企業に部品加工等が外注されることで地域産業に与える経済効果が大きい点も高く評価した。

 

 medal ネットリーダタイトル

ネットリーダー

企業名:株式会社 高知システム開発
所在地:高知市吉田町2−23
http://www.aok-net.com/

riyuu
 同社は、視覚障害者の生活支援、社会参加支援を目的に各種ソフトウェアの開発・販売をしており、今回は、WindowsVista(OS)に対応した視覚障害者のためのインター  ネット閲覧ソフト(ブラウザ)を開発した。
開発のきっかけは、これまで視覚障害者がインターネットを利用しやすくするための「ホームページ読み上げソフト」を販売していた大手ソフトウェア会社が、WindowsVista版を開発しないことを表明したためである。
 また、既存のソフトウェアは、WindowsVista(OS)に加え、今後、普及が見込まれるインターネットエクスプローラ7(ブラウザ)にも対応していないことから、こうしたOSやブラウザが普及するにつれて既存のソフトウェアは使用できなくなる。このため、将来的にはインターネットエクスプローラ7をインストールしたWindowsXP及びVistaで動作する唯一の音声ブラウザとなる。このように本ソフトは、全国の視覚障害者がインターネットを通じて社会参加していくうえで必要不可欠なものとなることから、社会的に大きな意義がある点を高く評価した。

 

 medal ルナウィングタイトル

 


ルナウィング

企業名:山本貴金属地金 株式会社
所在地:香南市香我美町上分字大谷1090−3 
(本社:大阪府大阪市天王寺区真田山町3番7号)
http://www.yamakin-gold.co.jp/

riyuu
 同社では、これまで歯冠材料として金属材料、無機材料(セラミックス等)を開発・販売してきた。今回、これらに加え、患者のニーズのより高い健康保険適用の有機材料を使用した硬質レジンの開発に平成10年から着手し、18年4月に製品化に成功した。
 開発にあたり、ユーザー(歯科医師、歯科技工士)等の声をもとに改良を重ね、満を持して市場に投入した製品であり、競合他社に比べ、強度と硬度(耐摩耗性)が高く、収縮率も低い(収縮による変形やひび割れが起こりにくい)など、機能性に優れている。
 また、臨床現場での術者(歯科医師、歯科技工士)にも配慮し、技工操作の簡便さを具備した製品設計になっている。この他、患者に対する安全性を第一に考え、生物学的試験として、国際基準(ISO10993)をクリアすることはもとより、さらに厳しい独自の追加試験を行ってきた。
 18年10月から既に2億円近い売上を計上しており、その将来性を高く評価した。

 

 <奨励賞>

 medal 苺氷りタイトル


苺ポスター

苺販売

企業名:苺氷り本舗 株式会社
所在地:幡多郡大月町弘見668−2
http://www.ichigoori.com/index2.html

riyuu
 同社は、地域の農産品を利用した特産品づくりに取り組み、イチゴを丸ごと凍らせてその氷を削った、これまでにないかき氷「苺氷り(いちごおり)」を開発・商品化した。
 道の駅「大月」での委託販売や、町内外から3万人を超える人が集まるイベント「コスモスまつり」での販売など、地域の特産品としての認知度を高めてきた。また、県外のイベントへ積極的に出店し、消費者とのコミュニケーションを図る中で「苺氷り」と共に大月町魅力を伝えPRしてきた。
 道の駅では平成19年5月〜10月の期間に約10,000個、スーパーよさこいでは2日間で約4,300個を売り上げるなど人気の商品となっている。
 地域の農産品に工夫を加え、付加価値を付けて特産品として販売する活動は、これからの地域農業や地域産業のモデルとなる取り組みである点を評価した。

 

 medal タスカルタイトル

 

胡蝶蘭

防災グッズ

 

企業名::株式会社 岩や
所在地:高岡郡越知町横畑南4137番地
http://www.iwaya-hp.com/

riyuu
 同社の得意分野である造花製造の技術を活かし、防災グッズとしての利活用を考案した商品。
 「せっかく防災用品を購入していても、肝心の災害時にどこに置いてあるのかわからない」、また「阪神大震災時にトイレに不便した」という声をもとに製品化した。
 通常は消臭や抗菌効果のある光触媒加工が施された癒しのインテリアとして、災害時には鉢の部分に隠されたバケツや便座等を組み立てて簡易トイレとして利用できる。
 優れたアイデア商品であり、防臭など様々な配慮もされており、今後、人気商品になる可能性も含めて評価した。

 

 medal 町おこしタイトル


農業高校

文旦ゼリー

企業名:高知県立高知農業高等学校
所在地:南国市東崎957−1
http://www.kochinet.ed.jp/nogyo-h/

riyuu
 同校の農業総合科の生徒達は、生産量の約1/3が規格外として廃棄処分される文旦に着目し、付加価値を付け、学校発の地域特産品として商品化を目指し研究開発を行っている。
 規格外の文旦の外皮を使ったフレーク、果肉を使ったシロップやピューレなどは、いずれも文旦独特の香りが濃縮されたもので、さらにそれらを原材料に「文旦クッキー」「文旦ゼリー」を製品化した。
 また、規格外の文旦を地域おこしに役立てようと、南国市教育委員会と連携し、食育をテーマに地域の小学校と連携授業を実施している。子供達の創意工夫の中から誕生した「土佐文旦寒天ゼリー」は、南国市教育委員会のバックアップを受け地域のイベントに出品するなど、食育の町「南国市」の新たな取り組みとして全国に情報が発信されている。
 このように廃棄されている農産物に着目し、付加価値を付けようとした取り組みと、それを地域の食育に結びつけている点を評価した。

 

 medal ステップ橋タイトル


永久橋1

永久橋2

企業名:株式会社 高知丸高
所在地:高知市薊野南町28−2
http://www.ko-marutaka.co.jp/

riyuu
 同社オリジナルの仮桟橋・仮構台工法「SqCピア工法」を応用し発展させることで、耐久性及び耐震性を高め、十分な強度を持つ永久橋を開発した。
 車の通行頻度及び道幅が比較的狭く、重量級のトラックなどを通す必要が少ない山間部の道路橋は実状に則した強度・耐久性があれば十分実用できる。また、道路財源の大幅縮小の現状からみて、このような工法が適した地域は多く、市場性が見込める。
 施工にあたって大幅な工期短縮が可能で、従来の工法と比較して工事費を約2割削減できるなど、コスト面でも優れている。また、架設時の仮道・仮橋を必要としないことから環境にも優しく、中山間地域における道路事情にもマッチしたものである点を評価した。

 

 medal はんてんタイトル


はんてん表

はんてん裏

企業名:株式会社 マシュール
所在地:宿毛市小深浦714−2
http://www.mashur.com/index.html

riyuu
 よさこい衣装である「はんてん」の新たな顧客の掘り起こしをするため、「はんてん」を他の用途に用いる取り組みと併せて、少ロットにも対応できるうえに低価格での製品化を目指し、これを実現した。
 他の用途については、各種のイベントを行う企業等にターゲットを絞って営業をかけたところ、幼稚園、小学校等の運動会、老人ホームのイベント、行政や企業が行うPR活動ためのツールとして多くの引き合いがあった。
 また、19年2月にデジタルプリンター等の設備を導入したことにより、企画・製造・販売という一連の工程を自社で行えるようになり、短納期、低コストを実現することができた。
 デジタルプリンター導入後は、平成19年7月末までの需要期に3,500着、1,800万円と売上は好調である。
 厳しい縫製業界の中にあって、新規顧客の獲得のために提案の活動していく企業姿勢を評価した

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プラットフォーム 2008年4月号 No.247