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プラットフォーム 2008年7月号 No.250

パソコンを快適に使おう

ちょっとやさしいかな?データベースの話

 今回は、データベースについての話です。データベースは身近なものから巨大なシステムまで、例えば年賀状の住所録から銀行の口座の管理、カード会社のカード管理など、またインターネット上でもブログやショッピングカートなど、幅広く利用されています。
 今回取り上げるデータベースは中〜大規模なシステムで使用されるクライアント・サーバー型システムというものではなくて、スタンドアローン(独立型)とよばれるデータベースです。代表的のものにMS−AccessやファイルメーカーProなどがあります。
 その中でも、Accessは難しくてあきらめたという話をよく聞きます。そこで今回は比較的易しいといわれているファイルメーカーProの紹介をしていきます。
 ファイルメーカーProの特徴として下記のようなものがあります。

■ファイルメーカーProの特徴 (Ver9.0以降)

1.GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)による構築
 入力や制御についてのレイアウトをマウスでデザインすることができます。ファイルメーカーProはデザイン性に富んでいます。
2.開発言語
 VBAやSQL言語のような特別な言語は必要ありません。スクリプトと呼ばれる方法で対処できます。レイアウトの切り替えや、印刷の実行などの様々なスクリプトが用意されており、マウスで選択するだけで多彩な機能が実現できます。
3.ネットワーク対応
 ひとつのクライアントをサーバーのように扱うことが出来ます。(同時接続数には制限がありますが)
4.Webの公開及び対応
 設定ひとつでWeb上にデータベースを公開することが出来ます。イントラネットで使用する場合も問題なく動作しますので、社内でデータを共有するのに有効です。またHTMLにタグを挿入して組み込みデータベースとして利用することもできます。 ※Webに公開するには、インスタントWeb公開をオンにします。
5.ODBC(オープンデータベースコネクティビティ)を利用したデータベース連携
 ODBCなどのデータソースを利用することにより、OracleやSQLServer、MySQLなどのデータベースと接続を行うことが出来ます。(Ver9以前はインポートだけ)
 買い物カゴのデータベースとしてMySQLやPostgreSQLなどがよく利用されています。Webサーバの環境にもよりますが、ファイルメーカーProを使用すればデータの更新や追加・削除などの処理を比較的簡単に行うことが出来ます。
6.データの管理が簡単
 データのバックアップは、ファイルのコピーでOKです。(WordやExcelと同じ)

■データベースの構築

 それでは住所録を例にデータベースを作成してみます。

1.データベースの作成
 ファイルメーカーPro起動後、新規作成を選択して、ファイル名に「住所録」と入力してデータベース(ファイル)を作成します。
2.フィールド(テーブル)の作成
 ここでは住所録に必要なフィールド(入力欄)の作成をします。フィールドのタイプに気をつけて作成してください。文字数の制限はありません。年齢などの欄を作成する場合などは、フィールドタイプを「数値」にしておけば検索する場合などに便利です。すべて作成したら「OK」ボタンを押します。
3.レイアウトの変更

 このままでもデータベースとして使用できますが、「表示」→「レイアウトモード」にしてレイアウトを変更します。

 今回は、背面の枠表示とボタンを作成してみました。ボタンの処理は、スクリプトを選択するだけで、複数のスクリプトを組み合わせることも出来ます。

 また、一覧表示など別レイアウトなども簡単に作成できます。

 慣れてくれば、ここまでの作業であれば15分ぐらいで作業完了です。

レイアウト変更

ボタン設定


別レイアウト

ファイルメーカーProには、豊富な機能がありますので、
是非チャレンジしてみてください。

今月のQ&A

Q
迷惑メールで困っているのですが、いい解決方法がありますか?


A
迷惑メール対策機能付のメールソフトがあります。

次世代のメーラーとしてマイクロソフト社が提案するWindows Liveの中にWindows Liveメールという項目があります。環境設定についてはOutlook Expressの環境を自動で引き継いでくれます。 機能的にはWindowsVistaのWindowsメールと同等の機能で自動的に迷惑メールを判別し、振り分けてくれます。


参考URL http://get.live.com/WL/all


 


今月のQ&A

SDカードを購入する場合の注意点としては、只単に価格だけではなく、「Class」という規格を参考にして購入しましょう。 「Class」規格とは最低限の読み書き速度を保証するものです。「Class」表記がないものは注意しましょう!

●「Class」の規格
Class 最低速度
2 2MB/秒
3 4MB/秒
4 6MB/秒