〜私たちは、地域企業を応援します〜
今月の情報誌今月の情報誌バックナンバー今月の情報誌
プラットフォーム 2008年10月号 No.253

がんばる企業
認定企業紹介

株式会社高知丸高


会社概要
住所 高知市薊野南町28番2号
代表者名 代表取締役 高野広茂
設立 昭和42年9月11日
TEL 088−845−1510
FAX 088−846−2641
URL http://www.ko-marutaka.co.jp/
事業内容 特殊基礎工事(大口径岩盤削孔)、簡易橋SqCピア工法、防災(地すべり、堤防補強、避難タワー・シェルター)

会社の沿革及び事業内容

 (株)高知丸高は創業以来、硬質地盤削孔のパイオニアとして第一線で活躍し世の中のニーズに対応した施工技術を研究開発してきました。特殊で厳しい条件下での工事や大口径大深度岩盤削孔工事においては、全国各地で数多くの実績と成果をあげています。特に近年温暖化等による大型天災が発生しており、生活道である山岳地方の橋梁が老朽し、地震に耐えられない橋が多く、補修・架け替えが急がれています。
 平成13年に仮桟橋架設工法の「SqCピア工法」を開発、工期・工費を大幅に削減させ、さらに平成17年には、SqCピア工法を応用した「ステップブリッジ」を開発し、高知県モデル発注制度にて採用・受注となった越知町「下の谷大橋」を完成させ、国土交通省よりコスト縮減の橋として受賞しました。
 国土交通省では道路構造令の改正(従来の構造令に従った道路と比べ建設費が8分の1以下、建設期間が3分の1で済む〈朝日新聞H20・9・12〉)に伴い高知県が97年に発案した1.5車線道路橋導入の動きが出ています。ステップブリッジは1.5車線道路橋として、現在高知県で2橋目を施工中で、県外からの引き合いも多く、度々現場見学に来て頂いております。
 さらには近々発生すると言われている東南海地震に備えて防災関連の研究開発にも力を入れています。

※SqCピア工法とは
仮桟橋建設工法として開発した、上部工の前方張り出し工法。上部工を先に架設した後掘削を行う。従来工法では、地表面に掘削用の架台を取り付け掘削した後上部工を設置している。SqCピア工法を用いることにより余分な工事を省くことが出来、橋下方の環境破壊防止にも役立つ。

※ステップブリッジ
SqCピア工法を応用して永久的に使用できる橋を開発。レベル2地震動に対して耐震性能2を確保するよう設計を行い、耐震性に優れている事を確認済。

製品紹介

●これからの橋開発 円管橋の床版充填材の検討

 昨年当社が研究開発をしてきた円管橋は、SqCピア工法を応用した今までにない構造と特徴を持った新しい橋梁です。従来の橋梁の床版(橋の路面部分)は鋼板・鉄筋とコンクリートで構成されていますが、新製品の円管橋は、円形の鋼管を横に並べた隙間に充填材を敷き詰めたものを床版として使用します。橋の路面部分の厚みが従来のものより薄くなり、架設時に重機やトラックを即通行させ作業が出来る為、工期・工費を大幅に削減させることが出来ます。国外へのコンテナ輸送を可能とし災害緊急橋として開発に取り組んでいます。

 現在工場に建設してある円管橋の実物大模型を用い、円管の隙間に充填する充填材を検討しています。これには、山岳や海外の発展途上国でも早く調達できる安価な製品を使用する事によりコスト削減を目指しています。

頑張る企業に認定されて

 平成18年度に頑張る企業に認定され、2年間は防災避難シェルター「救難まんぼう」の研究開発を行いました。2年間の開発で高知県内における製品の知名度もアップし、あともう一歩で販売という所まで進行しています。
 私たちのような中小企業ではアイデアはあっても実行する費用やきっかけがないというのが現状です。頑張る企業に認定され支援していただく事で、事業化の足がかりとなり研究開発に力を入れることが出来ました。

今後の抱負

 毎年、新しい製品の構想を打ち出しそれを形にするように協力を頂き研究開発を進めています。これからも、現在行っている研究開発が実るように日々努力し、高知県の産業発展に寄与できるよう頑張りたいと思います。