情報プラットフォーム 2009年12月号 No.267

パソコンを快適に使おう

Windows7発売を記念してのインプレッション

Windows7

 さる10月22日(木)世界で一斉にWindows7が発売されました。筆者も早速「Home Premium Upgrade版」を購入、ネットブックPC「東芝NB100 Vista home premium メモリ2GB」にインストールしてみました。アップデートするに当たり多少時間がかかりましたが何も問題なくインストールが終了しました。
  またデスクトップ(Shuttle社製)にも「Professional Upgrade版」をインストールしてみました。
  今回は主に「NB100」にインストールしたWindows7について述べてみようと思います。
  なお、Windows7の特徴である「タッチパネル」について今回は評価できませんでした。

■当初の「NB100」の動作環境

モデル名/型番 NB100 PANB100NL
 プレインストールOS Microsoft_ Windows_ XP Home Edition 正規版 Service Pack3
 プロセッサ インテル_ Atom プロセッサー N270 動作周波数1.60GHz
 メモリ 1GB(1GB×1) PC2-4200(DDR2-533)対応 SDRAM
 ハードディスク 120GB(5,400rpm、Serial ATA対応)

■Windows7インストール前の動作環境(上記からの変更点)

OS : Windows Vista Home Edition (クリーンインストール)
  メモリ : 2GBに増設


良くなった項目
  • 起動時間、シャットダウン時間
  • やはり、前評判とおり起動時間、シャットダウン時間が短くなっています。

  • パフォーマンスのスコア
  • 全てのパフォーマンスのスコア(0.1 ~0.2程度)が上がりました。特にグラフィックスのスコアが1から2に上がってAero(半透明)での表示が可能になりました。

  • Windows Media Player
  • Windows Media Player(Media  Center)での動画再生が可能になった。VistaではWindows Media Playerで再生するとコマ落ちが発生して動画を再生できる状態ではな かった。

  • ドライバーのインストール
  • プリンタードライバのインストールが易しくなった。

  • 大容量のファイルのコピー・移動が快適になったような気がします。
  • ハードディスクへのアクセス頻度が減った
  • (Vistaでは何もしていない時でもハードディスクへのアクセスが頻繁にあった)

    気になった項目
  • メーラーが標準で装備されていない
  • Windows Live mailなどのダウンロードが必要になります。ダウンロードすればOutlook Expressなどからはデータは引き継がれるようです。

  • 操作に関してはVistaを引き継いでいる。XPの方がわかりやすいかも?
  • その他 注意点
  • アップデートについて
     Windows7はXPからのアップグレードは出来ないようです。クリーンインストールが必要です。

  • 項目

    無料ソフトの紹介

    クリップスタンプ2
    TeraPad

    軽快に動作するフリーのテキストエディターです。行番号やルーラーの表示、クリッカブルURL、アンドゥ・リドゥ機能など、Windows標準のメモ帳にはない多くの機能を備えています。


    今月のQ&A

    Q
    プリンターの「廃インクタンクがいっぱい」とは何のこと?
    ヘッドのクリーニングや縁なし印刷をしたときに出る無駄なインクを吸収するためのパッドが吸収機能を失うこと
    A

    プリンタプリンターには、用紙からはみ出したインクを吸い取るためのパッド(吸収体)が備え付けられています。このパッドいっぱいにインクを吸収してしまうと用紙が汚れてしまいます。そのための警告メッセージなのです。交換にはメーカーによって異なりますが、数千円程度かかるようです。

    マメ知識

    Windows7 Professional 以上 に搭載の「Windows XPモード」

    XPソフトを動かすために、Windows7には「XP互換モード」、Windows7 Professional 以上 には「XP仮想モード」という仮想機能があります。(ダウンロードが必要)これまでVistaでは起動しなかったソフトがWindows7では機能する可能性があります。これまでアプリケーションの互換性の問題で新しいパソコンに移行できなかった方などはこの機会に考慮してみてはいかがでしょうか?
    ■互換性モード
     Windows7に未対応のソフトでも、「互換性」タブで互換モードを設定すると起動する場合があります。Vistaでは起動しなかったアプリケーションもWindows7では、可能性として期待できます。
    ■仮想モード
     Windows7 Professional 以上 に搭載の「Windows XPモード」では、仮想環境でXPを使用することができます。(ダウンロードが必要です。ライセンスに関しても無料となります)上記の互換モードよりも期待できます。 CeleronやAtomなど低価格なCPUの多くは仮想化技術に対応していないので「Windows XPモード」が使用できない場合がありますので注意が必要です。リソース(CPUの占有率やメモリの占有率)もあまり必要ではないようです。
    XPモード 実際に使用した感想としては、事務処理のソフトを使うのであれば問題なく使えます。
    検証した動作環境
    CPU : Core 2 duo E6700
    メモリ 4MByte