情報プラットフォーム 2010年2月号 No.269

トマト特集

今、トマトが注目されている。

糖度が高くフルーツ感覚で楽しめるフルーツトマトの栽培が全国各地で盛んになってきた。

この火付け役となったのが、薊野トマトや徳谷トマトといわれる高知のフルーツトマトだといわれている。

昭和30年代、高知県は促成トマトの全国一の産地だった。残念ながら連作障害等で産地としては、小さくなったが、フルーツトマトの産地としてよみがえった。県内では、様々なブランドのフルーツトマトが、生産されている。

トマトのブームは、青果としてだけではない。

全国的にも、トマトラーメン、トマト鍋用のスープなどトマト製品があふれている。

もちろん高知でも、こだわりのトマトジュース、トマトケチャップ、トマトアイス、トマトのお酒、トマトゼリー、トマトのお菓子とフルーツトマトの産地としてこだわりを見せている。こだわりトマトを使ってのトマト鍋のレシピもある。

トマトの大規模生産と加工を手がける農業者も出てきている。

県をあげて取り組んでいる産業振興計画でも、高糖度トマトの産地強化や品目別総合戦略の実践品目の一つとしてトマトが取り上げられている。

国の「中小企業地域資源活用促進法」による地域資源として、9つの市町村でトマトが登録されている。

今回は、建設業からの異業種参入や規模の拡大と加工への参入、高知にこだわった加工品作り、大手メーカーと連携した地域の活性化などの取り組みを紹介する。