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財団法人 高知県産業振興センター
高知県中小企業支援センター
新商品「龍馬からの恋文」が話題沸騰!!〜もしも今の時代に龍馬がおったらこんな言葉で勇気づけてくれたろう〜望月製紙株式会社
商品開発した望月製紙のある土佐市高岡町は、一級河川仁淀川の豊かな伏流水に恵まれ、平安時代から続く和紙の産地として、現在では機械抄き紙・家庭用紙・不織布・工業用紙等紙産業が集積した地域。昨今の不況に加え、原材料や重油等燃料の高騰、また大手メーカーとの価格競争により紙産地・紙業界は苦境を呈している状態にある。
同社はトイレットペーパー専門メーカーとして、大手の大量生産では対応できない=“価格競争にさらされない高付加価値商品”にこだわる(同社の場合は“柔らかさ”)ことで、県内のみならず日本全国にファンを持つメーカーであるが、逆に言えば“知る人ぞ知る”で、今後の知名度向上がひとつの課題となっていた。
“頑張る企業” 認定
平成18年に高知県の“頑張る企業”としての認定を受け、以後産業振興センターとのお付き合いが深まるなか、「羽二重」や「羽美翔」などの超高級トイレットペーパーの商品開発に成功。月刊誌メンズクラブ主催の「10年使える鉄板アイテム」など各種マスコミで紹介されるにまで至った。
もともと有する技術とノウハウが商品開発により証明されたわけだが、既存の定番商品も含め、「あとはいかに使って実感してもらえるか」 「一度使っていただければ…」当時はそればかり考えていたと社長は言う。
トイレットペーパーは誰もが使う消耗品だが、それだけに一般的には当然安い方が良い。既存のスーパーやドラッグストアでは同社の商品を取り扱ってくれるところはごく限られていた。
龍馬伝ブームへの便乗
平成20年にはいりNHKで龍馬伝の放映が近づく。社長も龍馬関連の商品開発を考え、県へ絵柄や商標の利用申請を考えていたが、ただの絵柄を印刷したものでなく、何らかのインパクトを与える商品にならないか…せっかくの大きなチャンスを起爆剤として活かしたいと思案していた。
“龍馬からの恋文” 誕生秘話
H21年10月、当時の地域力連携拠点事業を活用し、「トイレットペーパーの新たな販売戦略の構築」を目指し、産業振興センターから専門家として派遣した奥谷氏(奥谷商売研究所)と共に、贈答品としての売り方ができないか? ホームページの作り方・見せ方から、アピール方法、通販での手法等議論をしながら検討をすすめていた。
そんななかで出た一つのアイデア。「一般的には売り場で嵩張るトイレットペーパーを単品で売れないか」→それならお土産としても買ってもらえそう→龍馬伝が近いき土産物はイケる!→どうすれば手にとってもらえるか? 興味を引き付けるには…。次々とアイデアが出され、奥谷氏のアドバイスを得ながら一気に商品化に向けて動き出すことができた。
商品に印刷されている4種類のセリフは、社長以下、参加メンバーがそれぞれ考え出したものを集約し、中小機構を通じて専門家の意見を得ながら加工・修正されたもので、コピーライター等プロの経費を使わないオーダーメードによるもの。その後はデザイン〜原版つくり等、社長持ち前のバイタリティーと中小企業の機動性を最大限発揮し、目標とするH22年1月の「とさてらす」開館までの約1カ月、商品化を一気にやり遂げることができた。
販売開始
年明けの1月16日、「とさてらす」の開館とともに販売は想像以上に好調。いきなりグッズ部門の売り上げ第1位となった。地元新聞やテレビで取り上げられ、高知龍馬空港等新たな取扱店が増えるとともに、「ズームイン!! SUPER」や「情報ライブミヤネ屋」で紹介されると県外からの注文も増えていった。また、詰め合わせのセットがお中元用として人気で、贈答用としては同社前年比2倍を超えるなど大ヒット商品となった。
今回は龍馬伝効果を利用した企画モノと言えるが、以前よりの課題であった「一度使ってもらえれば…」の願いが思いがけなく実り、その商品の“柔らかさ”を実感した新規のお客さんより、定番商品を含めた定期購入も徐々に増えているという。
恋文企画第2弾!!
次の企画は、自身の「恋話(こいばな)」を俳句・川柳・ギャル語で語ってもらい、新商品に反映しようとするもの。特に県内の若者の言葉で全国へ発信してもらおうと、同社では9月10日を締切りとして県下で募集中!
フリーダイヤル 0120−733−010
TEL 088−854−0831
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