情報プラットフォーム 2010年8月号 No.275

特集 土佐・龍馬であい博を活かす!

NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映に併せて開催されている「土佐・龍馬であい博」。

メイン会場にある「高知・龍馬ろまん社中」では、折り返し地点である7月14日現在で341,585人の入場者があった。既に、目標数40万人の85%を達成しているという。

高知の青年の募金活動によって建立された桂浜の坂本龍馬像。故司馬遼太郎さんが、龍馬銅像還暦によせてのなかで、「世界じゅうで、あなたが立つ場所はここしかないのではないかと、私はここに来るたびに思うのです。」と述べている。

県立坂本龍馬記念館の森館長は、昨年度の当誌の取材に「龍馬伝の放送で龍馬ファンになった人は、1年目に京都や長崎を訪れても、『龍馬のことをもっと知りたい』という思いにかられて、必ず生誕地を訪れたいと思ってくれるはず。だから2年目以降が大切ではないか?」と話してくれた。

高知市上町にある「高知市立龍馬の生まれたまち記念館」では、観光ガイドと龍馬の生まれたまちを歩く~土佐っ歩~が人気だという。ホテルや商店などもこの観光客を意識しているように見える。

観光は、底辺の広い産業といわれている。バージョンアップされた産業振興計画でも、「官民あげた組織体制で「龍馬博」を成功させ、ポスト「龍馬博」への展開を!」と取り組みを進めている。

今回は、会期の半ばを迎えた「土佐・龍馬であい博」にあわせて、それぞれの地域や企業がどのように取り組んできたか、2年目以降に向けての取り組みは? など、産業振興センターの事業を活用している事例を中心にご紹介する。