中四国支援センター連絡協議会共同取材
「ブランド品のリサイクル販売をネットで展開」

有限会社 ジェム・スクエアカネモリ 金森正展氏
代表取締役社長 金森 正展氏
代表者名 金森 正展氏
住 所 広島県福山市伏見町4-5
TEL 084-921-3917
設 立 1997年4月
資本金 500万円
従業員 8人
事業内容 時計・宝飾品・ブランド品の買い取り販売
http://www.kanemori.co.jp/

 広島県福山市でリサイクルショップを展開する有限会社ジェム・スクェアカネモリ。同社は1997年にショッピングサイトをオープンした。ホームページ(HP)は立ち上げ以来、「見やすさ」に重点を置き、常時1000点以上の商品を掲載。アクセス数は1日あたり約350件を数え、月間100万円以上を売り上げている。

ポイントは「早さ」と「単純さ」

ブランドリサイクル販売館 ジェム・スクエアカネモリ
ブランドリサイクル販売館 ジェム・スクエアカネモリ
 同社のHPは広島県質屋組合連合会の呼びかけで、総合通販サイトの中に開設したのが始まり。オンラインショッピングという形ではなく、HPからの申し込みを受け、カタログを郵送していた。オンラインに切り替えたのは「新しい市場としてやってみないか、という友人の勧めがあったから」(金森社長)。1997年に業務委託していたHPの版権を買い取り、単独で再スタートを切った。  新しいHPではネット用にカタログを作成。開設当初からクレジットカードでの支払いも受け付けた。レイアウトは「フレーム」などを使わず、読み込み時間を短縮。構成もトップページとカタログの2階層で単純にした。「ネットショッピングの利用者は待ち時間を嫌う。クリックしてすぐに開かないと見てもらえない」(同)。HPの見やすさにこだわる理由だ。

社員全員で更新ペースを維持

 HPの運営で最も苦労するのは更新という。同社は毎日、最低20品目の商品を入れ替える。「1日止めるとアクセスが100件減る」(同)。更新は内容に加え、手間がかかるのが難点。このため、金森社長はコンピューターの知識がなくても更新できるシステムを導入した。社員全員が扱えるようにすることで作業を分散。人件費がかかる専属の技術者も不要になった。こうして更新ペースを確保できたという。

高速回線でさらに活性化

カネモリ  以前に比べ、HPを見て実店舗へ来る客が1割以上増えているという。「ネットショップとしての位置付けもさることながら、広告媒体としての役割も強くなった」と金森社長。高速回線の普及でネット市場はさらに活性化すると見込む。HPも近々、店頭在庫3000点すべてを掲載する形にリニューアルする予定だ。「高速回線で早さは関係なくなる。どれだけ分かりやすく、独自性を持っているかが今後の成功のカギになる」(同)。