ごあいさつ

 高知県では、県経済を根本から元気にするためのトータルプラン「高知県産業振興計画」を策定し、毎年度、検証し、改定を加えながら、官民一体となって進めております。
 計画の大きな柱である「地産外商」、特に機械系ものづくりについては、積極的な支援を進めてきた結果、高知県産業振興センターの外商支援に関わる売り上げは、平成24年度の2.5億円余りから平成25年度には16億円余りになるなど、着実に成果も表れ始めております。
 本年度は、現在、ご好評いただいている商品の売り上げをさらに伸ばしていくことに加え、新たな高知発のものづくりを強力に進めていくため、高知県産業振興センターの「ものづくり地産地消センター」と「外商支援部」を統合して、体制も大幅に拡充したうえで、「ものづくり地産地消・外商センター」を新たに設置しました。  
 この「ものづくり地産地消・外商センター」では、ものづくりに挑戦する企業の相談にワンストップで対応するほか、企業ごとに、専任担当者がビジネスプランの策定段階から外商までを一貫してサポートしていくこととしており、さらに、全国に通用する製品や会社づくりをサポートする専門的なアドバイザーを配置し、徹底した外商支援も行っております。
 このたびの「第3回ものづくり総合技術展」は、この「ものづくりの地産地消」と「外商」のさらなる推進に向け、これまでの最多となる122の企業・団体の皆様にご出展いただき、高知の技術力を一堂に会し、多くの皆様にご覧いただくため開催するものです。
 高知の優れた製品や技術をご覧いただき、新たな製品開発や取引の拡大、ひいては新たな技術革新につながるなど、事業者の皆様の今後のビジネス発展の好機となれば幸いです。
 最後になりますが、開催にあたり、多大なご支援、ご協力をいただきました関係の皆様方、そしてご出展いただきました事業者の皆様方に心からお礼申し上げます。   


高知県知事 尾﨑 正直

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